拝啓、、、☆

倉本聰さんの「拝啓、父上様」というドラマを

この1週間のあいだに全部見て(ももcありがとう)

ひどく感動した☆古き良きものを守りたいという気持ちが

ふつふつと湧いてきたり、街の変化にともなって描かれる人間模様が

とてつもなく素敵で。また大好きなドラマに出会えてよかった、、、☆

このドラマの舞台は神楽坂であり、時代の流れとともに高層マンション建設が

余儀なくされ、古きよきお店や建物が次々に壊されてしまうという悲しいストーリーがある。


わたしはバンドの練習や日常の買い物で下北沢によく行くが、

同じようなことが今の下北沢では起きていて、

この前、下北沢で20年以上お店を開いている「大連」という中華料理屋へ行ったら、

そこの店長が「もう下北も変わっちまって、もうだめだ。駅前に8階建ての高層ビルが建つんだ」

ビルが建つと、その中華料理屋も日陰になってしまうし、下北の客層も変わる。

今は無き「ジャズ喫茶まさこ」の敷地内までビルは建つらしい。

大好きだったレトロなお店、「洋食屋マック」も今は無い。

マックが閉じるにあたっては、実際にいろいろな人間ドラマも起こっていたそうで。

5年前くらいから、道路建設反対運動は下北ではじまっていた。

実際にわたしも一度だけ、曽我部さんが「SKETCH OF SHIMOKITAZAWA」を

発売したときに、下北のCD屋さんを巡るライブをしたことがある。

わたしはそのとき、コーラスで、MCのときに、

「下北と言えば?」って曽我部さんに聞かれてわたしは

「王将!」と答えたのを覚えてるW


街が変わるのは良い事ばかりでは無くて、

何十年もお店を守り、働き続けてきた人達にとってはとても辛い現実なんだってこと。

今のわたしに出来る事って言ったら、少しでも多くそういうお店に足を運んで

ご飯を食べたりお茶をするということでしか協力できないけど、、、、。

もっと古き良き町並みやお店を大事にする東京になってほしいです。

簡単になんでも新しく変えていけば、街の外観はキレイにはなる。でも、

人間のココロやカラダを傷つけてまで、そんなもの建てたり潰したり必要あんのかよ。

お店の歴史=お店で働く人達の人生


ほんと、人生。

どうしたらいいのかなー


わたしが笑えば、きみも笑ってくれる木曜日☆